「網戸の張り替えなんて自分でできるの?」と不安に思っている方必見!
実は、正しい手順を知り、必要な工具さえ揃えれば意外と簡単に網戸を張り替えることができます。
この記事では、網戸張り替えの全工程を解説し、初心者でも失敗しない方法を伝授します。
少しでも出費を抑えたいと思う方は、この記事を参考にして、自分の手でお家の網戸をリフレッシュしましょう!
網戸張り替えの準備
網戸を張り替える前に、必要な道具や材料を揃え、準備を整えましょう。
このセクションでは、作業をスムーズに進めるための準備方法や、網戸を取り外す際のポイントについて詳しく解説します。
事前のチェックと準備をしっかり行い、作業を効率的に進めましょう。
必要な道具と材料の確認
網戸張り替えに必要な道具は以下の通りです。
・新しい網
・押さえゴム
・カッター
・網押さえローラー
・クリップ×4個
・マイナスドライバー
いずれも近所のホームセンターで手に入りますので、まとめて購入しましょう。
特に押さえムの太さは網戸のフレームに合ったものを選ぶことが重要ですので注意してください!
既存のサイズと間違えないためにも、古い押さえゴムを持参して購入すると良いでしょう。
網戸の現状チェックと取り外しのコツ
張り替え作業を始める前に、今現在ついている古い網を取り外す必要があります。
ごく小さな穴であれば、張り替えをせずとも穴用テープなどで済ませることもおススメです。
フレームの歪みがあるようでしたら、本体の交換が必要になる場合もありますので、専門家に聞いてみましょう。
古い網を取り外す際には、無理に引っ張らないことが重要。
・ビリッと網だけが破れてしまい、ゴムが残る
・場合によってはフレームが歪む
・劣化している押さえゴムが途中で切れる
など、面倒くさいことになります。。
マイナスドライバーを使って押さえゴムの起点を外したら、少しずつ慎重に取り外していきましょう。
取り外しが終わったら、フレームをしっかりと清掃し、新しい網の取り付けに備えます。
網戸の適切な張り替え時期
網戸の張り替えは、タイミングを見極めることが大切です。
定期的にチェックすることで、最適な時期に張り替えを行い、快適な住環境を保つことができます。
このセクションでは、網戸の適切な張り替え時期について、気候や網の劣化状況を基に詳しく解説します。
張り替えのタイミングを見極めるポイント
網戸の張り替え時期を見極めるためには、いくつかのポイントをチェックする必要があります。
・網の破れやほつれ ⇒ 早めの張り替えを検討
※小さめの穴であれば補修シートが最短格安です
・フレームの歪み ⇒ フレームごと交換を検討
・左右に動かしづらい ⇒ フレームごと交換を検討
・目視で明らかに劣化していることが確認できる ⇒ 早めの張り替えを検討
日当たりの良い窓で、紫外線や風雨にさらされている網戸は劣化が早まることがあります。
一般的に、春から夏にかけては、虫の侵入を防ぐためにも張り替えに最適な時期です!
秋や冬に張り替えることで、来年の虫のシーズンに備えることができます。
これらのポイントを押さえることで、最適なタイミングで網戸を張り替え、快適な生活環境を維持しましょう。
蚊の侵入とか本気で鬱陶しいですよね!
早めの対応を心がけましょう。
季節ごとのメリットとデメリット
網戸の張り替えは、季節によってメリットとデメリットがあります。
春から夏にかけての張り替えは、虫のシーズンに備えるため非常に効果的であり、ホームセンターにも多数の種類が並びます。
気温が暖かい時期は作業をしやすい反面、虫が多く発生し始めるため、早めの対策が必要です。
一方、秋から冬にかけての張り替えは、来年のシーズンに備えるための準備として効果的ですが、寒い時期の作業はかなり辛いので10月頃が良いですね。
季節ごとの特性を理解し、自分の住んでいる地域や環境に合わせて最適な時期を選ぶことが重要です。
新しい網の選び方と注意点
網戸張り替えの成功には、適切な網の選定が欠かせません。
使用する環境や目的に応じて最適な網を選ぶことで、長持ちし、機能的な網戸を手に入れることができます。
このセクションでは、網の種類や選び方のポイント、選定時に注意すべき点について詳しく解説します。
適切な網の選び方
網戸の張り替えでは、新しい網の選定が重要です。
用途に応じて、耐久性や目の細かさ、防虫効果などを考慮しましょう!
ペットがいる家庭では、強度のあるペット用網が絶対におすすめです。
簡単に破ってしまうので、二度手間です。
また、
・外部からの視線を遮る目隠し効果のある網
・防虫効果の高い網
など、目的に合わせて選びましょう。
網の色も外観に影響するため、周囲の景観に合わせて選ぶと良いでしょう。
網の種類とその特徴
網戸用の網にはさまざまな種類があります。
・網目の細かさの種類 ⇒ 18メッシュ、24メッシュ、30メッシュなど
・使用する網の種類 ⇒ ポリエステル、ステンレス、グラスファイバー
・網の色 ⇒ グレー、ブラック、ホワイト
メッシュの数値が大きくなるほど、小さな虫の侵入も防ぐ効果があります。
反面、風通しという部分ではデメリットにもなるので注意が必要です。
軽量で扱いやすい一般的なポリエステル製、少しのことでは破れることのないステンレス製、熱にも強いグラスファイバー。
一般家庭ではポリエステル製で十分といえるでしょう。
色に関しては室内の明るさにも影響を及ぼします。
UVカットのレベルも考慮したうえで、好みの色を選択すると良いでしょう。
網の張り替え手順
いよいよ新しい網を張る作業に入ります。
基本の張り替え手順から、網をピンと張るためのテクニック、そして角の処理まで、プロ並みの仕上がりを目指すためのポイントを詳しくご紹介します。
網の張り方の基本ステップ
網戸のフレームに対して、上下左右いずれも5~10cmの余裕を持たせてカットしましょう。
※ギリギリでカットするとサイズが足りなくなります。
新しい網はクリップで留めないとクルクルと丸まってしまうので、しっかりと固定しましょう。
角から埋め込みを始めてしまいがちですが、短辺の途中からスタートするのがおススメ。
埋めやすいですし、最後の長さ調整も角より簡単ですよ。
スタートの短辺と、2つめの長い辺は過度に意識せずとも綺麗に埋まっていきます。
3つめ以降がちょっとしたコツが必要。
必ず、網を軽く外側に引っ張りながらゴムを埋めていきましょう。
※これをしないと緩い張りになってしまいます。
角部分はローラーでゴムが入らないです。
網戸ローラーの突起部分や、カッターの柄の部分を使うと綺麗に入ります。
ここで網を張った部分を切らないように気をつけてくださいね!
・カッターを入れる前にハサミで切り込みを入れましょう
・綺麗に切れるように、刃を新しいものに変えてから行います
・刃が外側に向くようにしてカット
・力を入れると危ないので、ゆっくりと丁寧に
カッターの刃が古い状態だと綺麗に切れなくてイライラします。
そして、以前の私のように手を切ります……
なので、新しい刃を使うことをおススメしますよ!
ピンと張るためのテクニック
弛みが大きくなってしまうことも、ピンと張りすぎて切れてしまうことも避けたいもの。
以下のポイントを押さえて行ってみましょう。
・一気に押さえゴムを入れていくのではなく、真っすぐ入っていることを確認しつつ慎重に進める
・3つめの辺、4つめの辺からは網を外側に引っ張りながらゴムを押し込むこと
・強く引っ張らず、軽く外側に引くことを意識する
※力が強すぎると網が破れてしまいます※
※外側に引っ張らずに押さえゴムを適当に入れると大きく弛んでしまいます※
・右利きの人は時計回り、左利きの人は反時計回りに行う。
慣れないうちは力加減が難しいですが、慣れてくると結構楽しいです(^^♪
まずは小さな網戸からチャレンジしてみましょう。
よくある質問(Q&A)
まとめ
網戸の張り替えは、意外と簡単にできるDIY作業です。
正しい手順と道具があれば、初めての方でも短時間で美しく仕上げることが可能です。
この記事では、張り替えに必要な道具の準備から網の選び方、そして具体的な張り替え手順までを説明しました。
上記を参考にして、自宅で簡単に網戸をリフレッシュし、快適な生活環境を手に入れてください。